“シリーズ21世紀の未来社会(全13章)”の要諦再読―その23―
“シリーズ21世紀の未来社会(全13章)”の
◆要諦再読◆ ―その23
―
生命系の未来社会論具現化の道 <7>
―自然界の生命進化の奥深い秩序に連動し、展開―
「菜園家族」を土台に築く
近代超克の円熟した先進福祉大国 ①
―高次の新たな社会保障制度を探る―
◆ こちらからダウンロードできます。
要諦再読 ―その23―
“「菜園家族」を土台に築く
近代超克の円熟した先進福祉大国 ①”
(PDF:548KB、A4用紙9枚分)
なぐさめ励まし
支え合い生きる
花々の
大地に根ざした
おおらかな世界
本来、社会保障制度は社会的弱者に対してこそ、しっかりとした支えになるべきであるのに、わが国の現状はそうはなっていない。その実態は、あまりにも無慈悲で冷酷である。
しかも現行の制度は、不完全な上に、なぜか財政破綻に陥っている。安心して生涯を全うできないのではないかという将来不安や不満が、常に国民の中に渦巻いている。
そもそも社会保障制度とは原理的に一体何であり、どうあるべきなのか。そもそも論から考えるためにも、大切なことなので、まずこのことをおさえることからはじめたい。