
“シリーズ21世紀の未来社会(全13章)”の要諦再読―エピローグ―
“シリーズ21世紀の未来社会(全13章)”の
◆要諦再読◆ ―エピローグ―
・夜明けの歌
・連載「要諦再読」(全31回)の終了にあたって
・≪目次一覧≫ ――連載「要諦再読」(全31回)
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要諦再読 ―エピローグ―
“夜明けの歌”
“連載「要諦再読」の終了にあたって”
“≪目次一覧≫”
(PDF:468KB、A4用紙9枚分)
夜明けの歌
生あらばいつの日か
長い長い夜であった
星の見にくい夜ばかりであった、と
言い交わしうる日もあろうか・・・
1945年1月29日、友への手紙にこう綴ったわだつみの若き学徒松原成信(近江八幡市出身)は、
一縷の望みを胸に灯しつつ、同年8月1日北京にて人知れず戦病死した。享年23歳。
あまりにも短い生涯であった。※
戦後さまざまな苦難の曲折を経ながらも
それでもなお国民が追求してやまなかったもの
それは、戦争の惨禍から学び獲得した
「平和主義」、「基本的人権(生存権を含む)の尊重」、「主権在民」の
三原則に貫かれた
世界に誇る
日本国憲法の理念を遵守する精神ではなかったのか。